おさい銭と奉納の違い。

今年もいよいよ押し詰まり、あと十日を切りました。
正月初詣にあたり、豆知識を。

「奉納」と「賽銭」の違いについて。

「奉納」は、篤志によって神社に納める金品のことです。
崇敬心や感謝の気持ちから、祭礼時や家族の記念日に行うもの。お金を納める事が多いかも知れませんが、収穫した作物や会社で製作した製品、商う商品などを納める事もよくあります。

「賽銭」は、簡単にいえば"お祓い料"です。
自身のお祓いを為すために何がしかの財を投げ打つのです。ちょっと専門の用語を使うならば"祓津物(はらえつもの)"の一種です。
神社に納めるというよりも、むしろ思い切りよく投げ打つ事に意義があるお言えるかも知れません。だからおさい銭は賽銭箱に投げ入れるのです。

祓津物としての金子、「賽銭」は金額の多寡に関わらず賽銭箱に入れるのがよろしいでしょう。
「奉納」としての金品は社務所受付にのし袋に包んで納めるのがよろしいのです。

それから、「初穂料」というものもあります。
御守りやお札を受けた際に「お釣りはお納めください」と申す事があります。私も時々そうします。これは御守りお札へのお初穂です。初穂料を提示されている金額よりも多目に納める、それによって深い祈念を籠めるという事です。通常はのし袋に包んだりはしませんが、袋に収めるならば「初穂料」となります。
ただ、御祈祷をお受けになる場合はお金は剥き出しでなく、のし袋に収めて「初穂料」と表書きなさったほうがよろしいでしょう。
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by guujihitorigoto | 2013-12-22 10:26