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終わりなき世のめでたさを・・・

江戸時代は、大晦日のその日さえ逃げ切れば借金はチャラになったそうです。
だから借金がある者はなんとか逃げ切ろうと走り回り、金貸しは「逃げられてなるものか」と追いかけたそうです。
大晦日で一年が終わり、新年は新しい気持ちで迎える、という習慣は日本独特のものなのかも知れません。

西暦2000年を迎えるという時、多くの日本人は1月1日の午前0時を歴史的な瞬間だと考えていたでしょう。でもキリスト教徒にとっては”1999年のクリスマス”こそが、歴史的な日だったのです。イエス生誕から2000年目のその日なのだから、当然といえば当然です。
西洋の人たちにとっては、どうも新年の変わり目よりもクリスマスのほうが生活の基準になっているようです。

日本人は正月元旦こそが、世界が一新する”新しい日の出”と考えています。
だから大晦日までは”年末”。
1月1日の朝の挨拶は「明けましておめでとう」なのです。

大晦日の夜、元旦の午前0時をタイムリミットとした、年末のドタバタを描いた映画もあります。
三谷光喜さん脚本監督の『有頂天ホテル』とか、立川志ノ輔さんの新作落語の『歓喜の歌』など。
どちらも面白い映画でしたが、あの遅れが許されないという緊迫感はもしかしたら日本人ならではの感覚なのかも知れないなあ・・とちょっと思います。



「一月一日」という歌があります。

  年の始めの例しとて
  終わりなき世のめでたさを
  松竹立てて角ごとに
  祝う今日こそめでたけれ

  初日の光差し出でて
  四方に輝く今朝の空
  君の御影にたぐえつつ
  祈る今日こそ尊とけれ




”終わりなき世のめでたさを祝う”

日本人には、いつかこの世に終わりが来る・・という終末観はないのです。
毎年年、お正月に世界が新しく更新されているからです。
こういう感覚を”常若(とこわか)”といいます。
いつも若々しくあるというような精神の感覚です。
これは神道の祀りのすべてに通じる観念です。

ちなみに、この「一月一日」の2番は、戦後ながらくGHQによって歌うことが禁止されていたそうです。
元旦の初日を”君”つまり”天皇陛下”の面影にたぐえているから、というのがその理由だとか・・・。
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by guujihitorigoto | 2008-12-27 23:03 | Comments(0)

「釜〆」が始まりました。

「釜〆」・・・「かまじめ」と読みます。

来年の神棚のお札を頒布すること、または神棚のお札を来年の新しいものに取り換えることを言います。

・・・そうです。
お札は毎年取り換えるものなのです。
新しいお札をお祀りして、大晦日の夜を迎えるのが”吉”なのです。
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神棚にはお札だけでなく、「年神さま」の御幣も立てると良いでしょう。
新年の神様です。
お正月は「年神さま」を迎える行事なんです。

台所には「荒神様」(こうじんさま)をお祀りしましょう。
食物の神様でもあり、火伏せの神様でもあります。
ここには三本の御幣を立てると、なお良いでしょう。

神棚と台所の荒神様のお札、御幣など一式を組みにしたものをご用意しております。
社務所のお札受け所で、「釜〆ひと組」とおっしゃってください。
お祀りの仕方なが判らない場合は、神職がご説明いたしますのでご安心を・・・。

ひと組、三千五百円です。
もちろん、お札のみでも受けられます。
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by guujihitorigoto | 2008-12-22 22:25 | Comments(0)

あっという間に年末だあ!

このあいだ12月になったばかりだと思っていたのに、もう今年もあと残り10日あまりとなってしまいました。

あしたから”釜〆”が始まります。
”かまじめ”と読みます。

来年のお札を頒布することをこう呼びます。
神棚のお札は年内に受けて、新しいものをお祀りして新年を迎えるのが”吉”なのです。
12月も20日を過ぎる頃(つまり下旬です)になれば、来年のお札に入れ替えても良いということは意外に知られていないようです。

準備万端整えて、新年の年神様をお迎えしましょう!

氷川神社では神棚のお札、台所の荒神様のお札や御幣一式を揃えた”組”も作っております。
お札単体でも、もちろんお受けになれます。


お札のお話とは関係ありませんが、私は1月の生まれでして、来年は自動車運転免許の書き換えがあります。
昨日、警察から免許書き換えのハガキが着いたんですが、12月からもう書き換えできるんですね!
誕生日の一か月前から一か月後までの二か月間に手続きすれば良いのですから、当たり前のことではあります(笑)
年内に行こうかしら、正月明けの落ち着いた頃にしようかな・・・。
ゴールド免許ですよ。
もちろん!!
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by guujihitorigoto | 2008-12-18 21:28 | Comments(0)