<   2011年 12月 ( 4 )   > この月の画像一覧

良いお年をお迎えください。

もう今年もあと、一日。
神棚のおふだの祀り替えはお済みですか?
明日は年越しの大祓い、その数時間後には新年の歳旦祭。
f0169215_2302429.jpg


今年は災害続きの本当に大変な年でした。
3月11日の東日本大震災以降、世界が変わってしまったような感があります。
今年一年を表わす漢字一字は”絆”でした。

”絆”でよかった。
”災”だとか”波”だとか、いろいろ投票があったようですが、何か希望がない・・・
”絆”という語には明日につなぐ希望があります。
この語の語源は、「騎+綱」だとか「木+綱」だと云います。
木に馬を綱でつなぐという意味から発生した語だそうです。
今は”家族の紐帯”というような、良い意味で使われる言葉だと思います。
神主としては”絆”とは・・・”祈+綱”または”祈+繋ぐ”だと考えたい・・・。

来年に祈りを繋いでいきたいものです。
どなた様も良いお年をお迎えください。
年明けに初詣でで、お会いしましょう!
[PR]

by guujihitorigoto | 2011-12-30 23:00

釜〆って???

まず、今日は天皇誕生日。
神主としては・・↑ かように表現するのはちょっと不遜な気がしてはばかられます。

本来、今上陛下の生誕記念日は「天長節」と云います。
御皇室の弥栄と陛下の御健康を謹んでお祈り申し上げる次第です。


この季節になると、「釜〆(かまじめ)」が始まります。
神棚をきれいにして、御札を新しいものに祀り替えることを総じて”釜〆”と呼ぶのです。
神棚の御札、御幣、注連縄の紙垂・・・などの一式の、いわば御札のセットを称して”釜〆”とも云います。
丁寧な方は”お”を付けて、”お釜〆”とも表現します。

・・・例えば神社の受け所で、こういう会話が成り立つ訳です。

「いやあ、寒くなりましたねぇ・・」
「釜〆の季節ですねえ・・・」
「お釜〆、一組みください。」

「釜〆」のおふだ一式は↓こんな感じ・・・
f0169215_16503828.jpg


どうしてこう呼ばれるようになったのか・・・?
正月というのはそもそも、新年の御神徳をもたらしてくれる「歳神様」を迎える神事です。
同時に台所の釜を洗ってそこに御幣を立てて、竈の神様をお祀りする。
お祀りしているから、三ヶ日は釜は使えない訳で、その間に食べるのがおせち料理という訳です。
本来、お正月を迎えるということは、台所の竈を〆るという事でもあったのかも知れません。

神棚の神様と「歳神様」、台所のお釜と「竈の神様」、両方お正月を迎えるには大事な神様なのだと改めて思います。
[PR]

by guujihitorigoto | 2011-12-23 16:51

蘇民将来、出来てます!

今年も”蘇民将来”出来ました。
f0169215_12545833.jpg



お初穂は・・・
大きいものが、¥2,000円
小さいほうが、 ¥1,500円

来年の神棚のお札も、受け所で頒布しております。
”釜〆”(神棚のお札一式)も出来ています。

いよいよお正月の準備です。

今年の世相を表す一字は”絆”だそうです。
震災もあり、台風もあり、ほんとうに大変な一年でした。
まだまだ復興活動は始まったばかり・・・
そこで一首・・・

絆とて 綯ひおさめし太注連縄
             末をにぎりて 東北を指す


・・・なんだかなぁ、さらっといきませんなぁ。
[PR]

by guujihitorigoto | 2011-12-13 13:01

女性宮家だって・・・? 冗談じゃない!!!

またぞろ女性宮家創設などという話が新聞に載っていました。
冗談ではない!

政府内閣はもちろん、宮内庁長官は何も皇統の本質をご存知ないようです。
宮家が消滅してしまうという危機感はもちろん皆持っています。
しかしながらそれが、”女性宮家創設”に直結するのは間違った議論です。
女系容認どころか、それを推進することに他なりません。

改定するべきところがあるとすれば、それは現在の宮家の存続を考えることであります。
つまり”養子を迎えることができない”という皇室典範の条項をまずは改定することです。

その上で臣籍降下なさった旧宮家の男子から、御養子をお迎えできるようにするという提案が始めになされてしかるべきでしょう。
そういう提案や議論を行なわずに、もう他に選択肢がないかのように”女性宮家創設”論に突っ走るのは全く可笑しなことです。

専門の研究者を招かずに論議を進めているということも、許しがたいことです。



また、テレビでしゃべっているような評論家連中は、皇室祭祀についてもこれまた全く理解していない!!!
皇室祭祀が天皇陛下の御執務の中で最も重要な事。
天皇陛下のお立場は二つあります。

  国家元首(象徴)としてのお立場・・・・・”府中の天皇”(行政府の中の天皇の意)
  宮中祭祀の祭祀王としてのお立場・・・”宮中の天皇”(宮中祭祀を司る天皇の意)

両方が大事なのです。
宮中祭祀は陛下と御皇室のいわばアイデンティティに関わる事柄です。
男系、女系という議論は宮中祭祀の在り方を規範としてなされねばならないのです。
宮中の祭祀には個人的な祈りはありません。
ひたすら国家安泰をお祈りなさるのです。
政治家と評論家連中の大半は、陛下の”宮中祭祀の祭祀王としてのお立場”を忘れておられる。

なんとしても野田総理のみならず、民主党の政治家連中には皇室を軽んじる輩が多過ぎる。
自民党が与党の時代はそんなことは全くなかった!!!
くだらぬ政治政略に御皇室を持ちださないで頂きたいと、切に願って止みません。

冗談じゃない!!!!!!!!!!!
[PR]

by guujihitorigoto | 2011-12-02 21:26