蝉の一生は虚しくて・・・

「空蝉」(うつそみ)という言葉があります。
セミの抜け殻のことなのですが、「空蝉の世の虚しさが・・・」のように儚いものの喩えとして使われます。

セミが今を盛りと鳴いていますが、地面の下に居るのが7~8年、脱皮して蝉になって1週間。
セミの姿で居る時間はほんとに短い。

昨日、境内で脱皮しようと外へ這い出たものの、水桶の中に落ちて絶命しているものを見つけました。
虚しいものです・・・せっかく外へ出たのに。

でも考えてみると、穴から出た途端にカラスに喰われてしまったセミもいるし、出ようと思ったらアスファルト舗装されていて出られなかった・・・なんていうセミもいるでしょう。
虚しい・・・
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そうかと思えばこの間、新宿駅東口でアブラゼミが鳴いていました。
あの土が露出した地面なんてほとんどない繁華街で、どこに棲んでいたんでしょう。
街路樹の根元?ビルの屋上の鉢植え?それにしてもよく生きていたものです。

たくましい生命力を感じて、ちょっと勇気をもらいました。
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by guujihitorigoto | 2010-08-20 10:37